スーパー耐久レース最終戦 大谷飛雄選手レポート

2025/11/26

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今シーズンの集大成となった富士4時間レース。

今回はあえて大型アップデートは入れずオートポリスラウンドで魅せた速さが本物なのかを確かめるのが目的でした。

最初のバランスは正直あまり富士には向いていないパッケージでしたがアライメントの変更、足回りの変更により形になっていきました。

 

予選

A ジョニー小倉選手          2分00秒556  8

B 大谷 飛雄           157414  8位 合算8

C 大井 貴之選手         1分59秒646   6位

D 山本 浩朗選手         2分02秒369  4位

 

まだオーバーステアな特性は残るもののマシンは乗りやすくかなり攻めていける仕様になったのですが、純粋な速さが課題となりました。少なくとも55秒台に載せないとマシンとしては戦えないです。

しかしながら、どこに課題があるかが明確になったことは非常にポジティブであり、来年に繋がるデータが取れました。ジョニー選手もシフトミスがあり、不本意だったとコメントしておりましたので特に問題はないと感じております。

 

 

決勝

ジョニー選手からスタートになります。

スタートで6位までジャンプアップしますが、マシンとしての純粋なペースがまだ足りず7位を強固なものにします。

およそ1時間経過後、山本選手へチェンジ。

ちょうど他のチームはプロドライバーが沢山乗っている時間帯。とにかく耐えながらもプロドライバーに引っ張られながら大健闘のペースで大谷へ。

ピットのタイミングもあり一度8位に転落するも、7位を奪取します。

6位とは差が開いたもののなんとか離されないように頑張りました。

タイヤは無交換作戦と言う大胆な状態でしたが、何とか前とのギャップを開かないようにしていきました。

最後は助人の大井選手。タイヤが厳しいなかゴールまでしっかりと導いていただきました。

そればかりか、沢山のフィードバックをいただいて来年に繋がる良いデータを残していただいたのがとても印象的かつ勉強になりました。

 

結果

予選  8位

決勝  7位

A ジョニー小倉選手        2分01秒401  

B 大谷 飛雄          158911 

C 大井 貴之選手        2分00秒031

D 山本 浩朗選手        2分01秒636

  

 

大谷飛雄:コメント

今シーズンの印象ですが、まずは2017年ぶりにST-4クラスに復帰しました。

今までのST-4クラスとは全く違い現在では比べ物にならないほど洗礼されたクラスになっていることが勉強になりました。決して軽視していたわけではありませんがまだまだ伸び代があることが分かり自分の成長を後押ししてくれるクラスであり、ジェントルマンも成長できる素晴らしいレースだと思いました。

来年は型落ちでも結果が残るマシンを作っていこうと思いますが、まずは来年に向けて乗せていただけるように頑張ります。