スーパー耐久Rd.3富士24時間レース 大谷飛雄選手レポート

2025/06/09

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「TEAM NOPRO」のプロドライバーである大谷選手がレポートしてくださいました。

NCロードスターとしては初となる富士24時間レース。

今年は延べ55300人の観客数となりまして、大いに盛り上がりを見せたレースとなりました。

排気周りのアップデートや駆動系パーツの見直しを施し、戦闘力としては中段グループについていけるくらいにはなりました。

ゲストプロドライバーには谷川選手、ゲストジェントルマンドライバーには山本選手を迎えいれ、高いレベルでの決勝レースが期待されました。

 

予選

A ジョニー小倉選手        2分00秒824    8番手

B 大谷 飛雄           158444      8番手 予選合算8

C 谷川 達也選手                 2分00秒551   

D 山本 龍 選手         2分02秒207   

E  野上 達也選手        2分03秒235     

F 野上 敏彦選手         2分03秒369     

 

 

決勝

今年はジョニー選手からのスタートとなります。

雷雨のため大会開始時間が1時間遅れ、23時間のレースとなりました。

ウェットのデータが無いため不安もありましたが、富士マイスターのジョニー選手がいきなり魅せてくれます。

中段グループについていくばかりか、1時間経過辺りではトップグループと変わらないくらいのタイムでバトンを繋げてくれました。

その後大谷へチェンジすると同時にスリックタイヤをチョイス。

気付けば5番手争いに食い込むことに成功し、谷川選手→山本選手と着々と駒を進めていきます。

後半に濃霧のため赤旗があり、朝方にレースが再開となりました。

赤旗のタイミングもよく、残り7時間では3位争いに加わることに成功。

ピットはこちらのほうが一回少ない計算になりますが、必死に逃げていきます。

残り1時間30分、谷川選手から大谷へチェンジ。

燃費を気にしながらもとにかくプッシュを続けていきました。

ABSトラブルにも見舞われましたが、ギャップは24秒をキープすることができました。

残り10分のところで4位のGR86がストップしたため、確実に完走へ切り替えました。

 

結果

予選 8位

決勝 3位

A ジョニー小倉選手       2分00秒560   142周

B 大谷 飛雄           159 582    117

C 谷川 達也選手            1分59秒168  148周

D 山本 龍 選手        2分01秒480   93周

E  野上 達也選手                    0周

F 野上 敏彦選手                     0周

 

大谷飛雄:コメント

今シーズンは開発がメインとなり、結果は徐々にというスタイルでした。

しかしながら想像以上に早く表彰台を獲得することができました。

対照的に17号車がトラブルのため4連覇はなりませんでしたが、その分を少しでも取り返すことができてホッとする思いです。

さて次は九州のオートポリスラウンドになります。

まだまだアップデートを続けていきたいと思いますので引き続き応援宜しくお願い致します。