MTB ダウンヒルシリーズ 宇宿綜一郎選手からのレース結果報告 NO.2

2026/07/31

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小学6年生でありながら、日本各地を転戦するMTBライダー、宇宿(うすき)綜一郎選手。

第2弾のレポートが届きました。
 
舞台は長野県北安曇郡にある白馬岩岳マウンテンリゾート。
夏はMTBやトレッキング、キャンプ、
冬は様々なウインタースポーツと、一年を通して人を惹きつけるその場所で2日間に渡って行われたレース。
結果はなんと…。
 
思わずドラマを見ているような緊張感溢れる感覚になる文章に、惹き込まれてしまいました!
 
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KENDA TIRES Presents ダウンヒルシリーズ第4戦
白馬岩岳マウンテンリゾート
ダウンヒルレース結果報告
 
2026年7月11日(土)~12日(日)に開催されたダウンヒルシリーズ第4戦にエントリー。
白馬岩岳は日本屈指の歴史あるコースであり、MTBダウンヒルの先駆けとなったコースでも知られている。
今回のエントリー数は総勢203名。今回の特設コースも難易度は高くライダーの腕が試される大会となった。
 
綜一郎がエントリーしたのは、Kids Hiクラス。
11日(土)のスケジュールは試走を行い、12日(日)の決勝に向けての出走順を決めるシーディングランが行われる。
※シーディングラン(seeding run)…本戦や決勝トーナメントの出走順(シード順)や組み合わせ、あるいは予選通過を決めるために、1人ずつタイムを計測して順位を競う予選レースのこと。
 
11日(土) 試走とシーディングラン
 
朝、ライダーズミーティングが行われいよいよ試走が始まる。
ライダーズミーティングでの説明で、このコースは難易度が高い為、技術的に無理だと思ったら直ぐに辞めてもらっても良いとの説明があるほどのコース。

 
綜一郎もゴンドラに乗り、スタート地点へ向かい試走を行った。1本目は所々このコースのどの部分を走るのが良いか等ラインを研究しながらゆっくりと試走を行う。各ライダー共に特設コースは初見な為、ラインを読み取る技術も必要とされる。
そんな中繰り返し試走を行い、見えてこなかった良いラインも見えるようになり、ベストなコースを見つけだす。

 

 

綜一郎も何度も試走を繰り返し、ラインを読み取り試走を繰り返した。自転車にもダメージは無く無事に試走を終えてシーディングランの時間となる。ライバル達も次々にスタート地点へ向かうべく、綜一郎もゴンドラに乗る。送り出したらあとはゴール地点で待つのみ。
スタートは1分間隔でのスタート。各ライダー果敢に攻めて転倒をするライダーもいる中、綜一郎もスタートした事をライブ中継で確認する。中間地点でのタイムを読み上げられ、各ライバルたちをリードしている事を確認。

そのまま転倒しない事を祈り、視界に入る位置に走っている姿を確認。調子も良い状態であり、ゴール地点に向かってジャンプセクションをクリアしていきゴールゲートをくぐる。

 
読み上げられたタイムは、3:40.925
 
2位とのGAPは6.233の大差をつけて、1位でシーディングを終えることができた。
 
 
12日(日) 決勝
 
前日良い結果で終える事が出来たが、この日の為の予選であり気を引き締めて朝から挑む。
やはり朝のライダーズミーティングから始まり、その日の試走から決勝へと大会は進められていく。
 
午前中の試走で、その日のバイクコンディション、コースコンディションを確認。オフロードな為、昨日と地形が変わっている場所もあり、その部分のラインの読み直しから始めていく。

コースの穴が増えている所もあるなど1からレースを組み立てなおしていく。

 

今回のコースは綜一郎としては好きなコースだとの話であり、こちらとしても少し安堵するが、試走を繰り返していくうちに自転車への負担もかかっている事となり、試走終盤にはディレイラー(ギアを変える部分)の不調を訴えてきた。決勝までの時間が迫る中、少しでも良い状態にするべく何とか修復をするが、完全に修復する事が出来ず、その部分はライダーの技術でカバーしてもらうしかない状態で決勝に送り出す。

 
出走時間が迫りライブでスタートした事を確認。シーディングで1位となった綜一郎はリバーススタートの為、クラス出走最後のスタート。昨日シーディングランで2位になったライバル君が直前にスタート。ゴールした時点で昨日の綜一郎のタイムを大幅に越して3:37.101でゴール。
そのタイムを超す事が出来るのか、綜一郎の中間タイムを、MCのアナウンスを聞き、少し上回っている事を確認。後はゴールするのみ。
 
目視できる位置に帰ってくる。
走りは安定している。

のまま転倒しない事を祈り最後のジャンプセクションをクリア…。

観客の歓声も上がる中、ゴールゲートを無事潜る事が出来た。
 
MCがゴール後に告げたタイムは、3:31.477秒
 

 
2位とのタイムGAPは5.624秒、
前日の自身のシーディングランタイムを大幅に短縮して優勝する事が出来ました。
この大会はエントリー台数も多く、前回は本人も悔しい2位だった為、絶対に落としたくないとの意気込みもあり、良い結果を出す事が出来ました。
トラブルを抱えつつ、この結果が出せた事は今後の自信にもなる結果となりました。

 

 
Kids Hiクラス 優勝
総合 エントリー203人中 63位
 
いつも応援して頂いている三興製作所の皆さんのおかげで、今回も頑張る事が出来ました。
今後のレースも全力で頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
 
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<編集後記>
一人で走り、一人でベストなラインを見つけ出し、結果をつなげていくMTBという競技。もちろんチームメンバーのサポートあってこそですが、いざ舞台に立つのは自分だけ。
 
小学生の皆さんがそんな戦いをやっていること自体に、驚きと尊敬を覚えます。
 
そんな選手たちの中で優勝を掴み取る姿…
単に勝つ、というだけではない嬉しさを、
その天真爛漫な笑顔に感じます。
 
最高の笑顔、私たちも元気をいただきました。
宇宿選手、おめでとうございます!
そして、ありがとうございます!