宇宿綜一郎選手からのレース結果報告 NO.3

2026/09/20

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小学6年生のMTBライダー、宇宿(うすき)綜一郎選手から、
第3弾のレポートが届きました!
今回の舞台は長野県の野沢温泉です。
これまでの2回のレポートは下りの速さを競うダウンヒル系でしたが、
今日は、持久力が試されるエンデュランス系のレースです。

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ENS Enduro National Series 第3戦

野沢温泉大会
レース結果報告

2026.8.22(土)、23(日)

毎年主戦場として出ているレースは、
ダウンヒル競技とエンデューロと言われる競技レースに出ている綜一郎。
今回はエンデューロのレースにエントリー、参加してきたのでそちらの報告を致します。

エンデューロレースとは複数の競技区間の合算タイムで競われる競技。
スタート時間になると決められた位置でコールアップ(名前を紹介)されスタート。
競技区間であるステージ1(以下S1)のスタート位置まで、リエゾンと呼ばれる移動区間を自走で移動し、決められた時間に競技区間であるS1をスタート。
間に合わなければ、ペナルティータイムが加算されます。

競技区間はS1~S3迄あり、その合算タイムで順位が決まります。車のラリーと同じタイムトライアルレースがMTBでもエンデューロ競技として行われているのです。
この競技の難しい所は、リエゾン区間での体力の温存と時間配分、ステージ毎にいかに効率よく速く走るか、後は機材を壊さない様にS3まで無事にゴールできるか等、様々な要素が含まれる競技であること。競技区間は下り基調のコースですが登り返しや漕ぎ等もある為、体力もかなり消耗します。その為ダウンヒルとはまた違ったテクニックが必要とされるわけです。
車で例えると、エンデューロがラリー、ダウンヒルはダートトライアルをイメージしてもらえればわかりやすいかもしれません。





22日(土) 試走日

当日は午後から雨が降るとの予報ではあったものの雨は降らず、前日に降った雨の影響もあり一日中蒸し暑い日となった。毎年暑さとの戦いになるこの大会。去年は綜一郎も軽い熱中症になってしまった。



試走全体としてはコースが3つある為、コース全体をくまなく試走するには時間が足りない事と、明日の事も考えて体力を温存しなければ、明日の決勝でのレースパフォーマンスが落ちる事は確実。その加減を考えて試走を組み立てた。各スタート地点に行くリエゾン区間が体力を温存する“肝”となる為、効率よく試走を行う。S2のスタート地点に行くまでのリエゾン区間はかなり体力を消耗する。作戦としてはS1の苦手区間の攻略と、S3の得意なコースを重点的に攻略。S3でのタイム短縮を狙う作戦で試走を繰り返した。





23日(日) 決勝日

朝から日差しが眩しく暑い日となった。当日朝、時間は短いが最後の試走に向かう。
昨日の試走で、ある程度の攻略は出来ているので、当日の試走はコースの状況等を確認する。攻め込む試走では無く、コース状況、機材(自転車)確認の為の試走を行う。決勝時間が迫る中、限られた時間内で自転車の状況を確認、軽い整備を行いコールアップ時間に綜一郎を送り出す。





各ステージでゴールするとライブでステージ毎のリザルトが確認できるので、送り出してからはそれを確認して無事である事を確認するのみ。



S1での結果は127人中38位、
S2での結果は127人中34位、
一番タイム短縮が狙えると見込んで攻略をした
S3での結果は127人中24位。

各ステージかなり体力的にも苦しくなる、苦しさを声に出してしまうほど。
でも今回のレースは納得いく走りができたらしく、本人もやり切った感じではあった。

最終的な順位としては
Cクラス…40人中   4位
総合順位…127人中 27位
U12クラスでは
5人中 1位、3連覇となった。



大人に混じっての総合順位としてはまずまずの結果であった。
Cクラスではあと一歩で表彰台を逃す結果となった。

ENS Enduro National Seriesは、元々中学生以上でないとエントリーできなかった競技。綜一郎は小学校4年生から主催者様にお願いをして出させてもらっていた。
それから2年、今年からは主催者様もU12クラスを新設してくれた。それまでは指針となる目標もないまま鍛錬の為に出場していたENSも、一つの目標を持てるレースとなっている。


出場回数にもよりますが、今現在でのシリーズランキングは
Cクラス2位 総合ランキング20位。
残すENSのレースは1戦のみ。一つでも順位を上げられるよう次回のENSにも挑戦して行こうと思います。
いつも応援して頂いている三興製作所の皆様のおかげで今回も頑張る事が出来ました。
今後も挑戦を続けていきたいと思いますので引き続き応援を宜しくお願い致します。

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<編集後記>
綜一郎選手、クラス優勝おめでとうございます!
しかも3連覇とは!
勝つためのトレーニングを重ね、勝つ喜びを知るこの若い挑戦者に、
私たちは敬意を表するばかりです。

「速さ」を競うダウンヒルに対して、「速さ」に加えて「正確さ」と「計画」が必要になるエンデューロのレース。
レポートを拝見しているだけでその競技の難しさと迫力が伝わってきます。
一方で、読めば読むほどに、エンデューロレースは、仕事と重なる部分が多いことにも気付かされました。

綜一郎選手、ありがとうございます。